「ブラッドハント」コミュニティの皆さん、こんにちは!
8月のアップデートに関するパッチノートを掲載いたします。今回のパッチでは、ゲームの安定性向上と更なるバランス調整に主眼を置いています。
ゲームの安定性を全体的に向上
不具合報告や、先日のアンケートでお答えいただいたフィードバックに基づいて、多くの改善を行っております。パワー、UI関連の不具合、ゲームプレイ、グラフィック上の不具合の修正はその一例です。「ブラッドハント」の体験全体を向上させる旅はこれからも続きます。この修正はその大きな一歩となるでしょう。
そしてシステムにとって最適なバランスを見つけることも、ゲームのクオリティ向上に寄与することとなります。
ゲームのバランス調整
アーキタイプパワー、近接武器、一部の遠隔武器について、皆さまから数々のフィードバックが寄せられています。私たちはそれを丹念に調べました。その中でも、6月のアップデートで調整されたショットガンは、少しパワー不足であるという意見が多く見られました。そのため、ショットガンのダメージを全体的に強化しました。これで殺傷力は十分に高まっているはずです。ただしテスト中、ポンプ式ショットガンの発射速度は別のバランス問題につながることが判明したため、そちらも調整を行っています。
さて、お話はこの辺りで十分でしょう。具体的な調整内容をご紹介します。
バランス変更の内容
- 多血質 レベル3:4hp/s から 3hp/sに変更
あらゆるアーキタイプにとって役に立つ、多血質の余韻は人気のある選択肢でした。そのため、効果をわずかに低下させる調整を行いました。多血質の余韻は変わらず有用なままですが、他の余韻を選択する余地も生まれているはずです。
- 胆汁質 3:ダメージ増加量 50% -> 40%
- 近接武器のライフスティール:30% -> 50%
- ファイアーアックスのダメージ:80 -> 70
近接武器のライフスティールがナーフされた環境をテストしていましたが、今度はそれをひっくり返します。ライフスティールの効果は本来のものに戻りました。近接アタッカーの攻撃二発で即死してしまうことを防ぐため、胆汁質の余韻の効果は少し低下させています。対処する時間をある程度稼げるでしょう。この調整により、近接主体のスタイルに過剰な影響を与えることなくプレイヤーのストレスを減らすことができるかどうか、注意深く確かめていきたいと思います。
- スナイパー(アンコモン)のダメージ減衰曲線をレアと同じものに変更。レンダリング距離よりも遠くで減衰するようになりました。
アンコモンのスナイパーは、有効な射程距離が不足した唯一のスナイパーでした。この調整により、射程距離の面ではレア・エピックと肩を並べることになりました。
- ポンプ式ショットガンの1秒あたり発射回数:1 -> 1.2
- (両)ショットガンのダメージ:1ペレットあたり 8 -> 9
「エンフォーサー・ショットガン」を活用するメタに対抗するため、ショットガンは一時的にナーフされていました。エンフォーサーによるメタに関してはデザインの変更によって解決できたので、ショットガンを少し上方調整することにしました。エンフォーサーの手によらずともショットガンが強力であることは証明されたので、元通りの性能にはなりません。
- バーストライフルの精度ペナルティ(移動中):0.25 -> 0.1
- バーストライフルの拡散範囲:0.4 -> 0.3
バーストライフルがより信頼できる武器になるよう、微調整を行いました。バーストライフルの反動を管理できるプレイヤーには、大きな見返りがあるべきです。そのためランダムな拡散を軽減して、より長い射程で安定した射撃ができるようにしました。
- デュアルピストル
- 1秒当たり発射回数:6 -> 8
- ダメージ:28 -> 22
この変更によりデュアルピストルを素早く発射できるようすることで、最大DPSを向上しました。
- サイレンサー付きSMG(レジェンド)
- マガジン容量:40 -> 36
- リロード補正:1.6 -> 1.5
サイレンサー付きSMG(レジェンド)の性能は、同レアリティの他の武器と比べて少し強力すぎました。これで他のゴールド武器の威力とバランスが取れたはずです。
- 懲罰ブレードのダメージ(ダッシュ攻撃):25 -> 30
- 懲罰ブレードのダメージ(空中攻撃):35 -> 30
懲罰ブレードの攻撃はどれも30ダメージを与えるようになりました。
- 使い魔の索敵範囲:9m -> 10m
わずかな調整ですが、索敵範囲内により多くのプレイヤーを捉えたり、より広いエリアを敵の利用から封じたりできるでしょう。このパワーに関しては、将来的に更なる修正を検討しています。
バグの修正
UI
- 武器を落としたり拾ったりした場合に、リロード進行度バーが表示されなくなる不具合を修正
- マッチ終了後のサマリー画面で、別のモードでプレイされた過去のマッチの情報が表示される不具合を修正
- ゲームの再起動後にプレイヤーのアイコンやバナーがデフォルトのものにリセットされ、エリジウムで数分間待機すれば本来のものに戻る不具合を修正
- 味方を復活させようとする際、進行度バーが一瞬で最大になるグラフィック上の不具合を修正
- チームデスマッチ終了後にサマリー画面上のスコアが変動してしまう不具合を修正
- カスタマイズメニューのワードローブタブで、プレイヤーアイコンの代わりに衣装プレビューアイコンが表示される不具合を修正
パワー
- プラハでサボチュアの「下水爆弾」を受けた際、まれにプレイヤーの毒状態が無限に続く不具合を修正
- チームデスマッチモードで、エンフォーサーの「不屈な突進」が死亡後に発動する不具合を修正
- プラハでカメラがふさがれた際、「アースショック」が使用できなくなる不具合の発生リスクを減少
- 「大理石の肉体」がダウン時に発動する不具合を修正
- プラハでヴェントルーの「大理石の肉体」を発動中にハイパーセンスを使用できるように修正
ゲームパッド
- ゲームパッド使用時によじ登る動作をした際、カメラが回転しなくなる不具合を修正
- 「バイブレーション強度」が0に設定されていても、射撃時や地面に落下した際にコントローラーが振動してしまう不具合を修正
ゲームプレイ
- チームデスマッチ中、ジャガーノートの特殊効果でヘビー着地した際に味方にダメージを与えてしまう不具合を修正
- チームデスマッチで「不屈な突進」使用中に死亡した場合、リスポーン後にラバーバンディングが発生する不具合を修正
- カメラの衝突に関するいくつかの不具合を修正
- プラハで最後の生き血を吸おうとして失敗した際、カメラが傾いてしまう不具合の発生率を減少
- プラハでゴーストフェイズ後のリスポーン、またはダウンから復活した際にプレイヤーキャラクターが横向きになることがある不具合を修正
- プレイヤーが準備完了状態に移行しようとした際にエラーメッセージが表示される原因となるため、チュートリアルが選択されたモードとして残らないように修正
- トロフィー/実績「衛生兵を呼べ!」に関する不具合を修正
- 最後に観戦していたチームメイトの通信が切断された場合、観戦モードが継続しないように修正
- 屋根から落下した戦利品を拾えなくなることがある不具合を修正
- 斜面で最後の生き血を吸われたプレイヤーのアイテムを拾えるように修正
- プラハで吸血アニメーションによって市民のモデルが水平に傾く不具合を修正
グラフィック
- ボリューメトリックフォグの設定を変更するとレッドガスが見えなくなる不具合を修正
- テクスチャ関連の各種不具合を修正(テクスチャの欠けや真っ黒のテクスチャ)
トリオ版チームデスマッチ
本アップデートにより、チームデスマッチの形式はデュオチーム式からトリオチーム式に変更されます。
このモードは各チーム2組のトリオで構成される6対6の戦いです。以前よりもプレイヤー数が少ない分、ゲームのテンポはわずかに遅く、戦略性が少し増したものになることを期待しています。またプレイヤー数が減ることにより、マッチメイキングを加速し、プレイ時間の増加、待ち時間の減少が期待できます。
以前お伝えしたように、トリオモードは他のモードと比べてポピュラーではなく、マッチメイキングにとても長い時間がかかることを理由に廃止されました。
しかし、プレイヤーの中に、まだトリオでプレイしたい方々がいらっしゃることも理解しています。そこで、トリオ版チームデスマッチの追加はよい妥協点だと考えています。
いつも通り、私たちは皆さんの意見を心待ちにしています。コミュニティのアンケートに回答して、皆さんの声を聞かせてください。
以上の改善点、ぜひ実際にご確認頂ければ幸いです。では、また日暮れ時にお会いしましょう!
Sharkmobチームより